【私(宮城達)の沖縄宗家としての自覚と実績】

【私(宮城達)の沖縄宗家としての自覚と実績】

【剛柔流空手道 沖縄宗家としての活動】

1.改葬の決定

当時、浦添城址霊園にあった宮城家の墓は経年劣化により改修や改葬(移設)が必要となったため、那覇市識名にある「琉球御廟」へ改葬することを決定しました。

2.改葬準備

2023年11月27日、改葬準備のため、遺骨の移設手続きを実施しました。

3.改葬に関する調査

剛柔流空手道開祖である宮城長順が眠る墓の改葬のため、沖縄県立博物館や沖縄伝統空手道振興会の職員が同席し、宮城家の歴史について調査も行われました。

4.寄贈の実施

改葬先の琉球御廟は室内墓所であるため、厨子甕が不要となり処分することになりました。
そこで、宮城長順の厨子甕は空手会館へ、その他の保存状態が良好な3つの厨子甕と宮城家の墓中府は沖縄県立博物館へ寄贈されました。また、自宅庭で保管していた石敢當も合わせて寄贈しました。

5.納骨式

2024年3月2日、琉球御廟への改葬に伴う納骨式が行われました。剛柔流空手道各会派から30名余りが参加し、納骨式終了後には懇親会も実施されました。 

6.感謝状授与

2024年5月21日、県立博物館から寄贈に伴い感謝状が授与されました。

7.沖縄空手会館企画展示

2024年12月19日、沖縄空手会館の「空手普及、120年の布石」展のテープカットおよび、特別企画『剛柔流流祖・宮城長順の厨子甕と表札』の寄贈に伴う感謝状授与式に参加しました。

【現代における活動と社会的評価】

8.トークセッション参加

2025年2月7日、ミチシルベ2025前夜祭「琉球ナイト沖縄空手セッション」『沖縄空手の真価~流派を超えた未来共創へ~』に参加し、沖縄空手の基本理念、沖縄の受け皿としての役割、空手ツーリズム受け皿施設「長順館」設立について講演しました。剛柔流空手道の開祖である宮城長順の遺訓「人に打たれず 人打たず 事なきをもととするなり」を中心に、争いを避け、平和を築き保つ意味についても説明しました。